漫画レビュー【マロニエ王国の七人の騎士】

こんにちは!カシャンです!
今回は毎日漫画を読み漁る私が、ここ数年読んだ中で一番大好きな推し漫画について語りたいと思います!!
『町でうわさの天狗の子』や『金の国 水の国』岩本ナオ先生送る王国ファンタジー。
私の今一押しの漫画【マロニエ王国の七人の騎士】です!
マロニエ王国の女将軍・バリバラには七人の息子がいた。
それぞれの名前は…
「眠くない」「博愛」「暑がりや」「寒がりや」「獣使い」「剣自慢」「ハラペコ 」。彼らの大義は――
「いつかかっこよくお姫様を助けること!!」そんな彼らに与えられた任務とは…!?
『金の国 水の国』の岩本ナオが贈る、中世騎士ものがたり。
ふしぎな世界観、岩本先生ワールドに惹き込まれる
「町でうわさの天狗の子」の時から、ふしぎな世界観とユニークなキャラクター達を見事に描写されていましたが、(こちらも現代ファンタジーの名作です)
このマロニエ王国の物語も、一体どこからそのような着想が出てきたのかとうっとりするほどのふしぎな世界観、そして魅力的なキャラクターの面々です。
まず、各話の主人公となる「七人の騎士」ですが、七人兄弟で、それぞれ名前が
「眠くない」「博愛」「暑がりや」「寒がりや」「獣使い」「剣自慢」「ハラペコ 」
と、個性的なお名前になっています。
あだ名ではありません。作中でも「変わった名前」
と扱われております。笑
ちなみに、上から 双子、双子、三つ子の年子です。(お母さんスゲー!!)
最初は『どういうこと?』と思うかもしれませんが、読み進めるとその名前に込められた意味が少しずつ解き明かされて行きます。
・・・いや、読み進めても『やっぱ、どういうこと?』状態で、今現在(10巻)分からない事だらけなのですが(・・;)笑
舞台は中世風の現代ほど文明の発達していない王国から始まります。
お城の塔に住んでいる兄弟たちは、騎士としての研さんの傍ら、羊を放牧しに行ったり、ぶどうの木の剪定に行ったり、お城の食事の用意を手伝ったりと、それぞれの様子がダイジェストに描かれます。お城のある風景や城下町にほどなく広がる草原だったり、景色の書き込みも緻密で、ディズニーやジブリの映画の冒頭を見ているような始まりに、惹き込まれます。
兄弟達は皆仲良しで、会話の端々から、兄弟はつけられた名前の通りの特徴がある事が分かります!!
あ、お話を読むうえで大事な心構えを一つお伝えします。このお話は、ナレーション的な説明はほぼありません。会話の所どころからふんわりと語られる内容が『どういうこと?(そんな設定漫画で初めて聞くわ)』と思う事があるかもしれませんが、ここは岩本先生ワールド。まずは記憶の端にその設定を留めて置いておいてください。
読み進めて行くごとに「この設定がここに生きてきたかーーー!!!」
って事が起きてきます。それがハマる大きな理由の一つであります。
キャラが濃い!!練りこまれた個性的なキャラ設定!
作品では、七人の兄弟が外交のため自国に接した7つの外国に赴く任務がメインのストーリーです。
その先ではかなりハードな事態が待ち受けているのですが、そんな中でも、それぞれ兄弟の恋愛❤要素も少女漫画として見逃せないところです。
同行する他の騎士や、任務先の国で魅力的なサブキャラがいっぱい出て来て、新刊が出た時は名前を思い出すのにちょっとだけ苦労します。笑
主人公(?)が七人いるってだけでも多いのに、その他のあらゆる面々も被らずによく思いつくな!と、うなるほど個性的なキャラクターばかりで、感心しっぱなしです!
魅力的な良キャラクターが多い事もこの作品全体の愛おしさにつながります。
そんな中でもまずは七人の兄弟だけでも私の独断と偏見を交えて紹介していきたいと思います!!
- 眠くない・・・長男。短髪で金髪。兄弟の中で一番しっかりもので、弟愛が深い。一番最初に外交で他国に赴く事になり、兄弟と離れる事が分かると泣いちゃう。眠らなくても平気な体質だが、全く眠らないと言うわけではないらしい。
- 博愛・・・次男。前髪が長めの茶髪。名前の通り誰にでも優しく、誰からもモテる。恋愛の相談に乗るのが得意のようだが、色恋ごとに関しては毎回違う女の子をはべらすなど、若干チャラい。
- 暑がりや・・・三男。黒髪で後ろはかりあげ(ツーブロックって言うの?)。七人の中では一番まっすぐでおバカっぽい。暑がりで、冷たい川も平気で入る。女性と話しをする事に生きる喜びを感じており、ふっくらした女性が好み。しかし暑がりの体質のせいで人に触れる事が苦手。
- 寒がりや・・・四男。前髪襟足長めの金髪。いつも寒がりで、ちょっと気弱な感じ。冬は体が思うように動かないため役立たない事にコンプレックスを抱いているが、心優しく気遣いができる良い青年。
- 獣使い・・・五男。長髪で黒髪。常に動物が近くに寄って来る。行動が野生的な所もあり、動物が話し相手で、人間との会話、特に女性は苦手。獣使いの事は動物が言う事を聞く。
- 剣自慢・・・六男。短髪で黒髪。剣使いが得意。城の定例試合では上位にも入るほどだが、拳だと他の強い騎士に劣ることも。女性とはあまり話さず、口は悪いが世話焼きな面もある。
- ハラペコ・・・七男で末っ子。長髪でパッと見女の子かと思うほど可愛い容姿。兄達に甘やかされている。お腹が空くのが早く、たくさん食べるのでいつも厨房の手伝いをしている。本人も自分が可愛く見えるよう努力しているがそれには理由があるらしい・・・。
と言った、七人全く似てない個性的な兄弟です!
いつもなら「誰が好み!?」などと問いかける私もいるのですが、
この物語に関しては
「みんな好き!!」です。笑
ちょっと反則みたいな解答ですが、仕方ありません!
一人ひとりをもう少し長尺を使って別記事で語ろうと思ってるくらいです。
登場してくる人物達みんな、セリフや表情が面白くて、人間臭くて愛らしいのです。コマの端の方のちょっとしたツッコミなんかもたまりません。
これはぜひ見て、確認して実感して欲しい!の一言です。
そして、これまで10巻既刊で、今現在まだ全ての国に外交へ行ってません。なので、まだ深く掘り下げられていない兄弟もいて、魅力底知らずです。
今4人目の兄弟が外交の旅に出てまだ途中。あと3人・・・・・残りあと+10巻はかかるかな?(汗)
長い気持ちで待っていますΣ( ̄∀ ̄)
まとめ
個性豊かなキャラクターと、童話のようなふんわりとした世界観、長編映画のような壮大なストーリーの中に少女漫画の要素も詰まっている極上のファンタジーです。
最初はふしぎな事がいっぱい出てきて『??』ってなる場面もありますが、まずは3巻!まとめて読んでいただく事をオススメいたします。
七人の騎士による隣国との外交によってマロニエ王国はどうなるのか?
外交の真の目的も気になる!!
そして彼らの大義である「お姫様をかっこよく守る」日は来るのか!?
再び繰り返し読みながら続きを心待ちにしたいと思いますー!!


